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前回はかかとの痛みについて書きましたが、他にもいろいろな足の痛みを訴える選手がいます。そこで今回は足の自己管理について、二つの考え方を照会します。

【疲労しにくい丈夫な足を作る】
人それぞれ疲労の原因は違いますが、今回は足の筋肉に着目してお話します。片足には約三十二個の骨があり、それらをつなぐ筋肉が動きをコントロールし、バランスをとっています。筋肉が弱まっていたり、うまくつかえない場合には他の筋肉がかばいあい、疲労を起こしていることも考えられます。今回は数種類の運動を紹介します。弱さを感じたり、左右の違いを感じたら1日数回、2週間以上、毎日動かしてみましょう。適度に疲労させ、ストレッチを行なって終了しましょう。(図1~7参照)
【疲労した足部をケアする】

同じ練習をしたのに選手によって疲労している部位が違う。また、痛みが出る人や全然疲労しない人もいます。今回はこれらの疑問に対して一人一人の骨形態や筋力、柔軟性、足さばき等をチェックしていく事はできないので、疲労しやすい部位に対しての対処方法を紹介します。日頃から足を良く触り、痛みにつながる前に対処していきましょう。
通常の練習で疲労しやすい部位が決まっている人は、自分の足捌きの特徴や癖を見直すことも大切です。また、症状として痛みが出ている場合はスポーツドクターに相談する事をお薦めします。足部の機能は全身の機能との結びつきが強いので、足の疲労を感じていない人も日頃から注意を払ってみましょう。

《図の説明》
両足でのかかと上げ、どこまで上がるか確認する。
つかまりながらの片足かかと上げ、同じところまで上がるか確認する。
つかまらないでの片足かかと上げ、上で2秒静止する。
足の指を曲げてグーをつくり、つま先あげ歩行。
足の小指側で柱を押し、すねの外側にえくぼが作れるか確認する。
足の親指側で柱を押し、うちくるぶしのアキレス腱に腱が浮き出るか確認する。
足の指でジャンケンのチョキを行い親指上と親指下を交互に行なう。
足裏のマッサージ
アキレス腱とすね下のストレッチ
10 ふくらはぎのストレッチ
11 足裏のストレッチ

第二回世界なぎなた選手権大会の日本代表選手団にも、トレーナーが団員として入っています。トレーナーとは何をする人なのか?トレーナーの目を通しての具体的なスポーツ医学のお話をさせていただきます。
今後私たちの課題として、大会や合宿を通して皆さんとコミュニケーションを取っていき、トレーナーの役割を実際の場面でわかっていただくことが大切なことと感じています。

(財)全日本なぎなた連盟トレーナー  佐藤 哲守


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