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ここ数年、お昼の番組や健康番組などが視聴率上位に上がってきています。そのため常識になりつつありますが「3食好きなものを適当に食べていては栄養不足(栄養のアンバランスによる食原病)になる」などの情報が知らされています。運動選手は以下の理由により食事を考えながら摂る必要があるでしょう。

1.痛みを和らげる2.集中力を高める3.疲労回復4.脂肪を減らす5.健康増進6.筋力を強化する7.筋量を増やす8.無酸素エネルギーを向上させる9.有酸素エネルギーを向上させる10.怪我や病気の修復を早める

「生きていくために食べる。」「食事が好きだから食べる。」などの共通目的もありますがアスリートとしてより効果的な食事方法を参考にしてみてはいかがでしょうか。

【練習前の栄養補給】

目的 素早く力強い動作を行う稽古の前はエネルギー補給と稽古で失われる水分やビタミンミネラルの補給が大切です。
方法 平日の稽古は夜に開始するケースが多いようです。稽古の1~2時間前に摂取できると理想的です。血糖値の急上昇・急降下を起こさない食品(玄米、ライ麦パン、そば、パスタ、オレンジ、グレープフルーツ、りんごなど)が適当です。しかし、仕事から移動してすぐに稽古ということも考えられます。
何も食べずに行うと集中力の欠如、判断力の低下から思わぬ怪我につながる事があります。時間が無い時は栄養補助食品(ブドウ糖タブレット、エネルギー補給系のゼリー、ドリンク)を摂取すると良いでしょう。

【練習後の栄養補給】

目的 早急な糖質補給により筋肉中に保存されるエネルギー源を最大限に確保する。また、練習中に不充分だった水分の補給を行う。
方法 練習直後の糖質補給は合宿で無い限り難しいのではないでしょうか。外食でファーストフードや消化の悪い高カロリーな物は避けたいところです。果物やエネルギー補給をねらいとしたゼリー、ドリンクが両方の目的に合っています。帰宅後もできるだけ時間を空けずに食事を摂りましょう。そばやパスタなどの糖質がお勧めです。また鍋やおでんなどでおかずをバランス良く、たくさん摂れるように工夫する事も良いでしょう。
2時間前 1時間前 練習中 練習直後 1時間後
胚芽ツナサンド グレープフルーツ エネルギー系
ドリンク
グレープフルーツ 鍋+ぞうすい
 
おこわおにぎり ビタミンの
タブレット
 

リンゴ

スパゲティ
   
山菜そば エネルギー系
ゼリー
  エネルギー系
ゼリー
 
今回は練習前後の栄養補給に焦点を絞りました。この方法を実践して習慣にしてみましょう。練習の効率が上がる事を期待しております。栄養補給や目的に合わせた食事など、わかる範囲で質問に対応させていただきます。

第二回世界なぎなた選手権大会の日本代表選手団にも、トレーナーが団員として入っています。トレーナーとは何をする人なのか?トレーナーの目を通しての具体的なスポーツ医学のお話をさせていただきます。
今後私たちの課題として、大会や合宿を通して皆さんとコミュニケーションを取っていき、トレーナーの役割を実際の場面でわかっていただくことが大切なことと感じています。

(財)全日本なぎなた連盟トレーナー  佐藤 哲守


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